GOVERNOR'S MONTHLY LETTER 2014-2015 地区年次報告​
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 ロータリーは哲学、クラブは学校に例えられる。 では地区は、地区委員会は、何を成すべきか。 本年度の答えは、滝澤ガバナーより全委員会共通諮問事項として頂いた。 予算枠内事業執行、事業計画に基づく運営、新しい活動、委員会相互の情報交換、セミナーの複数場所・複数回開催、ロータリーデーなどである。どれも容易ではなく、実施は難儀であった。 阪神、神戸、西播、但馬、淡路、全5回の職業奉仕地域セミナー総登録者数545名からセミナー受講後評価書を回答頂いた。設問内容と肯定的回答(全くそう思う、そう思う)の割合を下に示す。 ●職業奉仕理念の内容が理解出来たか…………77% ●企業活動における職業奉仕理念の重要性……84% ●職業奉仕の理念を自分の職業活動に活用……87% ●後半の意見交換は今後の活動に有益か………61% ●セミナーの開催時期は適切であったか………66% ●セミナーの開催地は利便性が良かったか……79%セミナー参加の皆様からは、総じて高評価を頂いた。 開催の前後には、委員会を開き、評価書で不具合指摘の有った事項は協議を重ね、毎回改良に努めた。会場については、公設公営またはそれに準じた会場の利用に努めた。地区委員が多くの地域から参画頂いているので、会場予約、設営、運営、撤収の中心的役割を担って頂いた。参加者招集についても委員が、自身のクラブは勿論、ガバナー補佐と連携しグループ全域への参加要請をして頂いたことが大きな成果に結びついた。8月から翌2月に予定していた5回のセミナーを終了出来た。これは全て委員の尽力のお陰である。 そしてこれだけのセミナー満足度を収めることが出来たのは、当地区のみならず日本のロータリーにおいて最高位評価の素晴らしい講師を得ることが出来たからである事に異議を唱えるものはいない。 ●パストガバナー深川純一氏「会社はだれのものか」 ●パストガバナー安平和彦氏「企業の社会的責任(CSR)について(CSRの理念とロータリー)」 両講師には、全5回、同一演題でご講演頂いた。両題目は、職業奉仕委員会が「今聞いておきたい」「今聞いておかねばならない」内容として協議し、特別に両氏にお願いした。諸般全面に亘り本講演に両氏にご尽力頂いたことを本稿で御礼申し上げます。 最後に委員会事業で「職業奉仕を学ぶ」と題して、デジタルブックを作成した。地区委員、クラブ会長の寄稿と共に講演者両氏の講演レジメ・原稿もホームページからダウンロード出来るので是非ご高覧願いたい。職業奉仕委員会副委員長委 員 長職業奉仕委員長(伊 丹)滝内 秀昭(伊丹)滝内秀昭(宝塚武庫川)中 和義16

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