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バンコク国際大会 参加報告

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ROTEX 大出 有佳子

日時:2012年5月  場所:バンコク

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2012年バンコク国際大会参加報告書

この度は、バンコク国際大会に参加できるチャンスを頂き、本当にありがとうございました。私はアメリカに交換留学中に、2010年に開催されたモントリオール国際大会に参加することができました。初めての国際大会でどんなことをするところなのか、ウキウキした気分で行ったのを覚えています。そこでは世界中から来たたくさんの方にお会いすることができました。また、青少年交換委員長の白井さんと共に、大会前会議に参加させていただき、交換留学が成り立つまでの様々なプロセスを見ることができました。私が派遣されるまでにはどれだけたくさんの方が協力してくださったのかを実感でき、とても感謝の気持ちでいっぱいでした。モントリオール国際大会では、ロータリージャケットを着用していたため、関係者の方の目に留まり、写真を撮っていただきました。その写真が「ロータリーの友」の表紙となり、日本人で初めて表紙を飾ることができました。そして、その写真が、次年度の世界大会のパンフレットに載ることになるなど、素晴らしい経験をさせていただきました。今回、バンコク国際大会も参加させていただき、私は本当にロータリアンの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
バンコクへ参加させていただくことが決定してから、異国の地、バンコクに行くのがとても楽しみでした。しかし、タイ語は分かるはずもなく、英語が喋れたら何とかなる!と思い、出発しました。バンコクは国際大会が開催される影響か、本当に様々な国の方が空港にいました。バンコクの暑さは知っていましたが、実際に到着してみると、その暑さに驚きました。
会場までは青少年交換委員長の白井さん、新世代奉仕委員長の樋口さんと一緒に行かせていただきました。集合場所に行くまでに電車の乗り換えがあり、一緒に行かせていただいたROTEXの岡野さんと標識を一生懸命見ていると、あるタイ人が話し掛けてくれ、目的地まで英語で教えてくださいました。私はその時、自分の留学生時代を思い出しました。こんな風にたくさんの方に助けてもらったな、と思い返す事ができました。
国際大会の会場は、とても大きくて、世界各国の方がいました。私と岡野さんはロータリージャケットを着用していたため、様々な方に「Can I take picture of your jacket?」と尋ねられました。何人の方に声を掛けていただいたか分からない程たくさんの方と一緒に写真を撮り、良い経験をさせていただいたと同時に、私の留学の集大成ともいえる、ロータリージャケットにとても誇りを持ちました。
大会前会議では、私が留学中に大変お世話になったホストロータリークラブの方々に2年振りにお会いすることができ、感動的な再会を果たす事ができました。また、モントリオール国際大会でお会いしたことのある方々とも再会を果たせ、嬉しい気持ちでいっぱいでした。私が参加させていただいた、大会前会議は2011年3月11日に起こった東日本大震災での津波の映像を日本人のロータリアンの方がプレゼンテーションされ、その日の夕方に開催された、JAPAN NIGHTにはたくさんの方が参加されました。そこでは日本のロータリアンの方にもお会いできて、お話することができました。このJAPAN NIGHTで、世界の様々な人に日本に興味を持っていただけたら良いな、と思いました。そして、来年の春に行われる広島でのセレモニーにたくさんの方が参加して欲しいと思いました。
次の日はROTEXの岡野さんと本会議の開会式に参加させていただき、フラッグセレモニーを楽しみました。また、友愛の家で世界各国のロータリアンが1年間成し遂げてきたことを拝見させていただき、私ももっとROTEX活動を頑張っていきたいと思いました。
夜は、神戸東ロータリークラブの方々にお食事に連れて行っていただき、美味しいタイ料理を味わうことができました。そして、ロータリアンの方と交流させていただき、素晴らしいお話しを聞くことができ、その後、ナイトマーケットにも連れて行っていただき、貴重な体験もできました。ありがとうございました。
国際大会に参加した後は、ROTEXの岡野さんとタイの文化を堪能してきました。タイでは、タクシーやトゥクトゥク、マーケットなど、すべて値段交渉から始まります。私たちは最初、値切る方法もわからなかったのですが、帰国する時には免税店でも値切ろうとしてしまったほど、値切ることが上手になっていました。私たちはワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルンなどのタイの王宮も見ることができました。また、象園に行き、象に乗ったり、象の鼻を触ったり、日本では経験することのできない大変貴重な体験をさせていただきました。
王宮を見に行くとき、入り口に立っていたお兄さんに「今日は王宮が休み」と言われ、ボートに乗って王宮周辺を見るツアーがあるからそれに参加すると良い、と言われ、言われるがまま付いて行った私たちはタイでは高額の700バーツ(約2000円)を支払い、ボートに乗りましたが、実際は全くお寺など見えない場所で、詐欺にあったりもしました。しかし、そんな詐欺に負けないぐらい私たちは良い経験をさせていただきました。
今回の国際大会で、世界中の国の方と交流ができ、ロータリージャケットを着た私たちと写真を撮ってくださり、撮った後に「どこの国に留学したの?」から始まる会話をたくさんの方とさせていただきました。その時、私はいかにこの青少年交換プログラムが素晴らしいプログラムなのかを実感できました。そして、おろそかになっていた、ROTEX活動をもっと頑張っていきたい!と思えました。また、タイの文化も十分に堪能することができ、私にとって最高の経験をさせていただきました。
今回、私を選んでくださった皆様に、この子を行かせてよかった、と思ってもらえるようにしよう、と思ってバンコクに行きました。私自身、ROTEXについて、改めて考えられることができた良い機会でした。次年度はROTEXの会計という役職に就かせていただくことになったので、精一杯頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
最後になりましたが、本当に素晴らしい体験をさせていただき、ありがとうございました。そして、来年のリスボンの国際大会も参加できるように、1年間頑張ります。