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就任挨拶                          2006年7月よりいよいよ私達の年度が始まります。7月は七夕の月です。七夕は天の川の両岸にある牽牛星と織女星とが年に一度「出会い、ふれあう」という星を祭る記念すべき月として、古来親しまれてまいりました。私は「ふれあい・出会い」という言葉が好きです。ロータリーの活動もあらゆる「ふれあい・出会い・親睦」から始まるのではないでしょうか。今年一年「ふれあい、学び、ロータリーのこころ育み、行動を―率先しよう」を合言葉に第2680地区のロータリー活動を進めてまいりたいと存じます。
 本年2月、アメリカのサンディエゴで開催された国際協議会の席上で述べられたRI会長エレクト、ウィリアム・ビル・ボイドさんの言葉は、私がガバナー就任に際して皆さん方に伝えたい挨拶にふさわしいものと思い、そのお話を参考として申し述べましょう。
 この7月からの一年間は、非常に大きな責任と多くの素晴らしい機会が伴う年となる事でしょう。一年はあっという間に過ぎてしまいます。その一年を振り返る時、あなた方ロータリアンは次のように自問するでしょう。それは「私は何を成し遂げただろうか」「できることをすべてやり尽くしただろうか」「私の努力によって、クラブや地区は前よりも良くなっただろうか」「地区内の会員がロータリアンとして成長するのを助けることが出来ただろうか」「ロータリアンとして、私はクラブや地域社会を導くことが出来ただろうか」ということです。
 そこで7月からの一年間、ロータリーを通じてよりよい未来を築いていくために、ウィリアム・ボイドRI会長と共に「各クラブ純増1名、毎年あなたも100ドルを、会長賞の奨励と五つの強調事項を率先しよう」を実践していただきたいのです。そしてそれは言葉ではなく、行動によって人々を導くことによって、真のロータリーの指導力を世の中に示してほしいと思います。とりわけ、ロータリアンの皆さん方は、新会員となる見込みのある人々を惹きつけ、現会員を末永くとどまらせることのできるよう、クラブの充実に向けて率先していただきたいのです。クラブが充実すれば、皆さんがロータリアンとして迎え入れたいと思う会員を惹きつける可能性が一段と高まるはずです。
 また仕事を行う上で、あるいは地域社会の人々と接するありとあらゆる機会に「率先しよう」を実践してください。地域社会の人々の目に映るロータリアンが、誰しも誠実かつ寛大で、礼儀正しく、品格を備えた人物であるよう常に心を配っていただきたいのです。これこそロータリアンが地域社会の公共イメージを高めるに相応しいロータリアンの資質であるからです。
 さて、ロータリー財団への支援においても自ら模範を示すことによって「率先しよう」を実践してほしいのです。もし財団がなかったなら、現在、私達の知るロータリーは決して存在し得なかったからです。財団の力を維持することが出来るかどうかは、私達すべてのロータリアンにかかっています。皆さんが財団に惜しみない寄付をしていることを地区や各クラブのロータリアンが知れば彼らもまた同じことをしてくださるでしょう。
 ロータリーとは、世界に対してより良いやり方、すなわち善意を示していくことです。自分が話すよりも、まず人の話を聞き、行動を起こす前にまず考え、利益や利便性よりも高潔さや無私、無欲を重んじる人々―それが私たちであると地域社会に約束するのがロータリーなのです。この意義を私達はまず認識する事が大切です。
 皆さん、「ふれあい、学び、ロータリーのこころ育み、行動を!」をテーマに地区の掲げたガバナー諮問事項を実践し、親睦と奉仕に満ちた素晴らしい一年にしていただくようお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。
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