多様化小委員長 梅原 可奈子(西宮夙川)
日時: 2015年4月5日(日)13:00~20:30 場所:神戸三宮東急REIホテル ボールルーム
4月5日(日) 午後1時より午後4時半まで、神戸三宮東急REIホテル(旧神戸東急イン)のボールルームにおいて、ロータリーオープンセミナー“TRY SOMETHING NEW!”が、青少年奉仕委員会及び学友委員会の協力を得て開催され、ロータリー会員、ロータリーファミリー、外部社会人・学生の約100名が参加した。
滝澤功治ガバナーによる開会の挨拶後、第1部では、ローターアクトクラブより奥田裕氏、青少年交換学友より粟村紫帆氏、RYLA学友より倉本勉氏、米山記念奨学会学友より蔡暁蕊氏、ロータリー財団学友より安岡由美氏が「私たちから見たロータリー」というテーマで、日頃の活動紹介およびロータリーとの関わり、ロータリーへの期待についての発表を行った。
第2部の前半では、国際ロータリー第2520地区から山口淑子ガバナーをお迎えして、「私とロータリー」という演題でご講演を頂いた。
自己紹介ののち、東日本大震災の被害について、またラグビーワールドカップ開催地に釜石が立候補し決定したことやロータリークラブの義捐金による防潮林植樹など、震災後の地元の岩手・宮城の地域復興に向けた活動が映像と共に紹介された。そして、「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著)の本との出会いが、山口ガバナーご自身のロータリーにおける奉仕活動邁進へのきっかけとなったという内容のお話があった。
第2部後半の対談において、滝澤ガバナーより、山口ガバナーが小児科医になられた理由を尋ねると、「本当は弁護士になりたかった。医学の道を目指してからは、外科を希望していたが、家庭との両立のこと、小さな子供から元気をもらえるということもあって小児科医になったのですよ。」とのご回答で、また、日本のロータリークラブに女性会員が少ない現状については「男性も女性も一緒に活動する方が自然で、お互いに補え合えるのではないか」とのご自身のお考えを話された。その後、参加者からの質疑応答があり、第2部終了。
第3部の茶話会では、会員、ロータリーファミリー、外部登録者との和やかな交流がなされ、途中、HYOGOロータリーEクラブ会員からEクラブ紹介があり、最後に、丸尾研一ガバナーエレクトの閉会の挨拶がなされ、会員基盤多様化推進の土壌づくりを目的とした当地区で初めての試みであるロータリーオープンセミナーは盛会に終了した。