国際ロータリー第2680地区 Rotary International Dist.2680

米国オハイオ州コロンバスでの教育機関の研修を終えた新世代奉仕交換派遣生松本恵里奈さんの帰国報告会が行われました。
松本さんは主に、日本との教育事情の違いについて話をされました。
「日本ではダメなところを指摘して萎縮させるのに、その学校ではできると誉めて伸ばすような違いがある。アメリカは『一人ひ とりの子ども』という見方が強くあり、小学校1年生から知能 テストでクラスを分ける。また教育内容については、日本はアメリカの1学年程先を学んでいる。アメリカはゆっくり学習させるので、できる子どもはそれでは物足りなくなり、同学年でも違う教材を使用する。特に能力差が 顕著に現れる科目については、どんどん 先に進ませる。加えて、飛び級の仕組みもある。ただ、個に目を向けるということであれば、まず何よりアメリカに学ぶべき は、一人の先生が目の届く生徒数に抑える少人数教育だ。」と報告されました。また、「学校の行事が頻繁であった。」そして「ロータリーの例会では卓話の時間より質問の時間が長く、例会が活発に盛り上がっていたのが印象的だった。」と話されました。
最後に「充実した時間を過ごすことができたこの機会を提供して下さったたロータリーという素晴らしい組織、当地区、スポンサークラブの多大な支援に深く感謝いたします。」と述べられました。
また今後もロータリーのファミリーとしてローターアクトに学友にと、もっと積極的に参加、活動をすることを表明され、閉会となりました。