広報補助金による広報活動 企画提案者 米谷収PDG(神戸南)
日時:2011年11月21日 場所:JR三ノ宮駅 駅構内
7月21日東日本復興支援会議の後、久野薫ガバナーより国際ロータリー広報補助金制度を利用した当地区の広報活動ができないものかとの下問があった。この制度は昨年開始されたばかりの制度で、ロータリー財団ではなく、国際ロータリー自身による広報補助金であるが、創立100年以上経過しても「何をしている団体か知らない」という認知度の低いことに対する挽回策の一つである。
本年度申請期限は8月15日という切羽詰まった状況でのご下問であったが、費用の点、露出度の点、市民の目に触れやすい点などを考慮すると、最近開発された「液晶看板(デジタルサイネージ)」が良いのではないかと的を絞り、早速(株)ジェイアール西日本コミュニケーションズ神戸支店を訪問した。支店長もロータリーのことを知らず、訪問を受けるに当たり急いでロータリーの組織のことを勉強してくださり、ステータスの高い団体の広報活動に協力できるのであれば喜んで協力したいとの申し出があり、掲載料についても30%以上の割引の提示があった。
広報活動の方法は、兵庫県下で一番通勤客が多いJR三宮駅構内のその中でも一番たくさんの通勤客(一日約24万人)が利用する通路の柱4本の両面に液晶看板を掲載することである。掲載期間は16週間、1週間ごとに掲載内容を変え、1日のうち午前6時から午後12時までの18時間に15秒コマを1分間に1度露出するので、1時間に60回露出することになり、1週間で7560回同じ画面が4本の柱に掲載される。両方向の通勤客には間違いなく目に触れることであろう。
広報活動の内容は、地区のクラブ奉仕、社会奉仕、新世代奉仕、国際奉仕、ロータリー財団の各委員長から提出していただいた写真の中から当地区の活動内容をアピールすることができるものを選択し、また国際ロータリーの重点項目のキャンペーン動画も使用して掲載することとした。
申請額1,222,200円に対し、1,204,990円(うち、本部903,722円、当地区301,268円)の許可を10月20日に受け、11月21日から16週間にわたる広報がスタート。市民からの反応と地区ロータリアンの反応が楽しみである。