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第3回日本ロータリー学友会総会並びに福島浪江町立ち入り制限区域内の現状視察

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学友委員会 委員長  松下 衛(神戸東)

日時:2013年11月30日(土)  場所:東京神田如水会館

11月30日(土)東京神田如水会館において第3回日本ロータリー学友会の総会が下記のプログラムで開催をされました。北海道西学友会から福岡・長崎・佐賀学友会迄学友会代表34名、来賓として財団本部補助金審査シニアコーディネーター和田はるか氏、ドイツ学友会から栗田ゆかり氏、日本事務局財団室室長清水優季氏、米山記念奨学会事務局長岩邉俊久氏、坂下博康米山記念奨学会アドバイザー、ロータリアン26名、と幹事団を入れると総勢70数名の多数が出席をして開催されました。
第一部 学友会総会
第二部 記念講演と討議
第三部 テーマ別地区学友会代表報告
第四部 懇親交流会

松下日本R学友会幹事、高田兵庫学友会幹事、和田はるか財団本部補助金SC、手科兵庫学友会会計幹事

12月1日(日)東京駅7時12分発のやまびこ148号で福島に向け出発をしました。総勢15名の参加です。福島駅前から用意されたマイクロバスに乗り込み、一路原町に向けて出発し約1時間30分かけて、原町にあるレストランに到着、そこで今回の訪問に際して大変ご尽力をいただいた福島2530地区相双分区ガバナー補佐宮田弘幸氏、同分区幹事坂本典久氏、同副幹事島田俊之氏の3名の出迎えを受け、今回原発20キロ圏内立ち入り制限区域に入る注意事項等や、実際常時携帯されている線量計の説明を受けたのち、前もって提出をしている個人情報以外に身分証明証をお渡して、坂本幹事、島田副幹事の同乗の下に、浪江町に向けて出発をしました。阪神淡路大震災を体験している私でさえ道中でのお二人のお話しと、車外に広がる3年前の手つかずで、何も変わっていない光景を目の当たりに見ると、ぐっと胸に来るものがあります。また先行きが全く見えない状況の中で、心身共に病気になって不幸にも命をなくす人が多いとの話を聞いてさらに胸にジーンときました。制限区域を出る際には、線量を測る検問所があり、改めて日常生活の大変さを感じることが出来ました。

浪江町請戸小学校の時計、時はその日以来止まったまま(左上)

さてまた元のレストランに戻り、昼食を食べながら双相分区から当日は5クラブの会長または幹事がお越しになり、現状説明と学友会メンバーとの質疑応答があり、日本ロータリー学友会として、現地からのご要望に如何にお応えできるかを考えつつ15:00に帰途につきました。