米山奨学委員長 林 浩嗣(神戸須磨)
日時:2013年11月10日(日) 場所:淡路島 淡路島文化資料館/道の駅うずしお/淡路人形浄瑠璃
日本の伝統文化を支えている日本人の話を直接聞いたり、日本文化に触れることで日本の社会に対する理解を深めてもらおうと、米山奨学生のために日本文化セミナーが開催されました。
今回は淡路島で人形浄瑠璃を鑑賞しました。
演目は「伊達娘恋緋鹿子」。火の見櫓の段でした。
開演の前に義太夫から台詞廻しの解説や、三味線での情景表現の弾き比べがありました。
三人ひと組で操る人形の動かし方の解説では、人間観察から生まれた細やかな表現方法に感心しました。
長い歴史と伝統に支えられた技を目の当たりにして、人形が本当に生きていると錯覚するようでした。
今回は上演の前に作品の解説がされたので全員が初めての体験でしたが聞き取れない台詞でも物語は充分に把握出来たと思いました。
奨学生のみならず我々ロータリアンにとっても伝統文化に触れる事の出来た有意義なセミナーでした。
奨学生とその家族、カウンセラーそして米山学友の総勢40名でのセミナーでありました。
奨学生と米山学友とが交流出来た良い機会となった事も併せてご報告いたします。