お知らせと報告News and Reports

  1. Home
  2. お知らせと報告
  3. 2013-14年度新世代奉仕交換来日生 報告

2013-14年度新世代奉仕交換来日生 報告

RSS
IMG_0496 IMG_04891

この度、当地区では初めて、新世代奉仕交換のプログラムに関わることを決定いたしました。この言葉を初めて聞かれる方も多いと思いますが、1月の理事会決定を受け、6月にはRI新世代担当マネージャーのアダム・ドティ氏、新世代スーパーアドバイザーのアンジェラ・フォーファイア氏、青少年交換担当シニア・スーパーバイザーのケイト・ペル氏から特にこの新世代奉仕交換プログラムを推奨するよう全世界にシグナルが出されました。
 このプログラムは若者をロータリーでの活動に導く一つの方法となり得る可能性のあるもので、しかも、若者は、このプログラムを通じて自らの力を引き出し、世界各地の地域社会で奉仕活動に参加することができ、この機会を最大限に生かせるようすべての地区に積極的な参加を検討するよう呼びかけています。
 目的には、
1.大学卒業後も職業人として参加できるよう、年齢制限が21才~30才まで拡張されています。
2.奉仕活動を通じた国際経験への若者の熱意に応えるため、人道的奉仕、職業奉仕の要素が盛り込まれています。
3.交換活動の柔軟性がアップしました。個人あるいはグループ間の交換、派遣あるいは受け入れのみの活動と双方からの交換、最長6ヶ月間になりました。
4.ロータリー青少年交換活動とその参加資格要件の枠組みを超えて地区間のパートナーシップを築く裁量が地区に与えられました。
 そして、さらに2013-2014年度には以下のことを実施することを検討するようRIから要請されています。
①地区青少年交換委員長と連絡を取る。今年度円滑に新生代奉仕交換へと移行できるよう。
②地区リーダーと協力する。このプログラムはロータリー友情プログラム、VTT、双子クラブの活動の他、地区の国際奉仕または職業奉仕活動をベースにして計画を立てることができます。各委員会と協力して創意的な奉仕活動の実施を行うこと。
③ローターアクト、ロータリー学友、ロータリーファミリーのメンバーと奉仕活動について話し合うこと。参加者にとって魅力的な奉仕活動とするために、各方面の活動を調べた上で役立てること。
④公式名簿を活用してネットワークを広げること。国際大会や地区大会など、またEメールなども活用してつながりを広げること。
とあります。このプログラムは今後、参加者のエネルギーとともに大きく発展することになります。
去る6月9日(日)の6690地区、アメリカオハイオ州ウェスタービル・サンライズRC推薦のワーナー・フローレンス・雅さんが新世代奉仕交換生として来日されました。
 彼女はオハイオ州立大学の学生で建築学科に在籍され、将来は日本で仕事に就きたいと希望されている才色兼備な素晴らしい女性であることをここにご紹介いたします。
 すでに、米語、日本語、トルコ語に堪能で、横須賀生まれの横須賀育ちですから、日本の文化や習俗にも既知で、日本に来日されても何ら不自由なく、日々の生活に積極的に取り組んでおられました。
 彼女は既にトルコへ一年間の青少年交換学生としてロータリーに深い理解をしていただいておりますので、ロータリーの理念や活動、クラブ例会と運営への理解度は一日の長があります。
 来日に際し、関西へは初めてのことで、いろいろな古代からの建築などの宝庫ともいうべき地域に感動を覚えている旨の感想をいただいております。
 スポンサークラブは神戸須磨ロータリークラブ山下会長(当時)、峯山会長(現在)のご理解もあり、受け入れをいただきました。また、ホストファミリーには同クラブ林会員にお受けいただき、無事楽しく、幸せなホームスティを過ごせました。関係各位のご努力には年面を借りまして改めて御礼申し上げます。
 また研修先には最初は西宮クラブ平田様の会社に、次に宝塚武庫川クラブ宮本様の会社にインターンシップ生として日本の建築設計のあり方やシステム、マネージメントなどを研修されました。研修受け入れにご賛同いただきました、ご両人には本当に感謝申し上げます。
その他、オフの時間を割いていろいろな方面にも出向き、日本文化の素晴らしい所を心に刻まれたことと思います。
将来は是非、日本での仕事の開始とロータリアンへの道をしっかりと今回の経験で確信されたことと思っております。
8月6日の送別会では、関係各位への感謝の言葉と心からのホスピタリティに感動を覚えたことをお話になり、神戸の地を後にされました。
今後のご活躍をお祈りいたします。