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2012-13年度米山奨学セミナー及び交流会

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前田 靖文(神戸ベイRC)

日時:2012年7月29日(日)  場所:神商ホール及び神戸ポートピアホテル プレンデトワール

7月29日、神戸商工会議所にて、米山奨学セミナーが開催されました。
第一部では、総勢150名の参加をいただきました。石丸ガバナーからは、小さく生んで大きく育つのがこの米山奨学事業であり、奨学生の皆さんは奉仕の素晴らしさを体験し、大きく羽ばたいて欲しいと開会のご挨拶がありました。
米山奨学事業の魅力をダイジェストしたビデオ放映の後、米山学友の烏(オ)蘭(ラン)其(チ)其(チ)格(ゲ)(神戸ベイ)さんの「感謝の気持ち」と題するスピーチがありました。彼女は、米山奨学期間を終えて4ヶ月たった今の気持ちは、感謝とか財産とか言う言葉より、親元を離れて旅立った子供の親に対する気持ちのように、親の恩を感じながら、天秤に乗せて量る言の出来ない、いつでも心の奥底にある、心に住み着いている気持ちに代わっているような気がしますと語ってくれました。基調講演をお願いした日本学生支援機構大阪日本語教育センター磯田郁子氏(第2660地区 大阪東淀ちゃやまちRC)には「留学生の現場から見た米山奨学事業とロータリアン」と題してお話いただきました。磯田氏は、(公財)米山記念奨学会でも有名な現場に精通したロータリアンで、留学生に日本語を教えるという仕事もあって、長年に渡りいつも留学生と接しておられる経験から、様々な留学生の変遷や現状について語っていただきました。そしてそんな中で、第2660地区での奨学生とカウンセラーの間に育った、米山ならではの感動的なお話の数々を披露していただきました。
地区委員長からの当地区の米山事業の現状についての報告の中では、中国米山学友会華北分会の会長を務める姫軍さんのスピーチの一部を皆さんに聴いていただきました。
その後、当地区の今年度の奨学生23名(2名欠席)とそのカウンセラーが紹介され、奨学生達は、全員がマイクを持って1分間の自己紹介をしました。
最後に安平和彦米山奨学会広報委員は、アメリカのルーズベルト大統領の、国と国との条約なんて余り信用しない、それよりも人と人との国際交流のほうが、世界平和を目指して行く上では大事だと言った事例を話され、それこそが、米山奨学事業の役割だと講評されて、第一部を終了しました。
第二部は、ポートピアホテル「プレンデトワール」に席を移し、奨学生歓迎会交流会の開催に奨学生と多数のロータリアン及び米山学友会兵庫の学友の皆さま等104名の参加により交流が行われました。
この機会が、継続事業である米山記念奨学プログラムに対して、ロータリアンの皆様の益々のご理解ご協力に繋がっていただく事を祈念してご報告といたします。